サイゼリヤの原点に学ぶ
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2018-12-08
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國見です。
日経電子版では外食チェーン大手「サイゼリヤ」の創業者である正垣泰彦氏の連載が続いています。
サイゼリヤは現在のようなイタリア料理店ではなく、当初は洋食店でした。
洋食屋を開く為に自身の父親に紹介された物件はまさかの悪立地。それでもなんとか洋食店をスタートさせたようですが、その時の正垣氏は大学生だったこともあり、卒業論文と店舗運営との2足の草鞋だったそうですね。
なかなかの行動力。ここまででも見習うところはありそうですが、すごいのはここから。
洋食屋を初めて9か月後、火事で店は全焼でなくなってしまうのです。それを機に同じ場所で洋食店からイタリア料理店にシフトチェンジ。その当時日本ではまだ珍しかったこともあり「繁盛店になる」と確信していたようです。しかし我々も同じですが、こうした根拠のない甘い考えは大体そのようにはなりませんね。
大切なのはここで諦めてしまうのか、考え方を変えてチャレンジし続けるのか。
大半の人は、お客様がこない原因を環境や自分以外のものの責任にしてしまいそこで尻込みしてしまうのです。
しかし正垣氏は違いました「悪立地を最高な場所と思うようにする」「自分だけが思っていたリーズナブルな価格を思い切って、7割引」と自分の考えを大きく変え、店舗は大繁盛の道を辿るようになった訳です。
ビジネスの舞台でもそうだし、それ以外でも同じだと思いますが、自分の先入観を捨て、新しい考えを生み出して行動に移すことはなかなか勇気のいることだし、行動に移しにくい気持ちもよく分かります。しかし現状から脱する為には、正垣氏のような「パラダイムシフト」が不可欠でそこからの行動が大切だということだと思います。
それが成功への近道だと思いますね。
ではまた明日。