変わりゆく指導現場
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2018-12-10
Kuma’s conditioning diary
こんにちは
今日はスポーツ指導の現場についての思いを書かせて頂きます。
常に指導の現場は変わりゆくものです。
昔のトレーニングで代表的なうさぎ跳びも今や子供たちにとってはやってはいけないトレーニングの一つになっています。
それはスポーツ医科学において傷害のリスクが大きいからです。
そのようにトレーニングも日々変化しますが、もちろん指導も変わりゆくものです。
昔はよく短く持ってゴロを転がせと言われたのですが、今はフライ革命など呼ばれフライを打とうと言う事も言われます。
場面によりゴロを転がした方が、チームにとってよい場合もありますが、先頭打者で短く持ってあてに行くような指示はどうなのかなと思います。
もちろん子供たちの野球ですからゴロを転がせば捕球、スローイング、そしてファーストが捕球と3行程があるのでいずれかでエラーをする確率が高くなります。
しかしそれで良いのでしょうか?
中学、高校と進学すれば、守備の技術も上がりエラーの数も減ります。
前にも一度書きましたが、野球はバットを強く振らないといけません。
あの安打が多いイチロー選手でさえ、フリーバッティングの時には誰よりもホームランを打ちます。
そんな中で、小学生のうちからあてに行くようなバッティングを指導してしまっては可能性を奪う事になってしまいます。
時と場面によりますが、やはり子供達の野球には思いっきりバットを振って3振しても良いと言う前提で打席に送り出してあげるほうが良いのではないでしょうか?
ゴロを狙った打ち方のゴロは打球も弱く捕球しやすいですが強くスイングされたバットに当たったゴロはヒットにもなります。
まずは子供達にはバットを強く振る事をしっかり覚えて欲しいと思います。