指導者としてのセオリー
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2018-12-12
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國見です。
私事ですが、本日33歳の誕生日を迎えふと昔を思いだしたりした訳ですが、以前より自身の成長した部分も認められる一方でまだまだ未熟な部分を多くあることを再認識できたので、33歳ゾロ目の一年も全力で駆け抜ける所存です。どうぞ皆様33歳の國見もよろしくお願いいたします。
私の話はここまでにして、本日は内輪ネタを記していこうと思います。
昨日、店舗に出勤していた旨は先のブログに記した通りですが、私が担当しているお客様の中に中学2年生の男の子がいます。
その子はクラブチーム(中学校の部活ではない)で硬式野球をやっていて、当社のジュニアスポーツコンディショニングというコースで毎週火曜日にくま整骨院・くまジムに足を運んでくれています。
私は2か月ほど前から担当させて頂いていますが、最初は「ホンマに野球が好きなんやろか?上手くなりたいんやろか?」と感じるほどでした。
ジュニアスポーツコンディショニングの60分間の中で「笑顔は見れない」「返事の声は小さい」などなど消極的の塊のような子でした。
それもそのはず、自分が所属するチームでは残念ながらほとんど試合に出れていないし結果も残せていなかった状態だったそうです。
そのような状態の中で私が意識したのは「成功体験」を与えて「自信」をつけさせてあげることでした。
まずは強い打球を打てるという成功体験を与えるところからスタートしましたね。店舗の中でも簡単な打撃練習を行うのですが、ほんの少しのアドバイスで打球は別人のようになった訳です。
目に見える変化が出て、少し自信がついてきた感じは見て取れましたが、実践の場でそれを披露できなければ、意味がないし心配していた矢先、先日の試合でアウトにはなったもののしっかりと捉えて強い打球を打つことが出来たという話を本人から聞きました。自分で自分自身の変化に気づけているようだったし、安心した次第ですね。
それからというもの、本人の練習への態度が変わってきたことは言うまでもありません。
何事においても言えることですが、成長に「成功体験」と「自信」は不可欠です。無論、それは人と比べるものでもないし、個々人なりで良いから「成功体験」与え、まず「自信」をつけさせることが重要視されるべきだと感じます。そこの部分を指導する立場の人間が理解して指導にあたらなければならないだろうし、そうでないなら特に若い年代カテゴリーの指導は控えるべきだと思いますね。
ではまた明日。