学業orアルバイト?
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2019-02-26
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國見です。
今日の日経電子版には、学生のアルバイトによる収入が過去最高額だったという記事がありました。
こうした背景には親からの仕送りなどが減少する一方、社会的問題にもなっている奨学金の問題もありそうです。
奨学金は社会人になってから返済がスタートする仕組みですが、社会人になり立てで多額の借金を背負っていることに変わりはありません。
また奨学金の返済に関しても、大きく問題視されていますが、現実的に考えれば「そうなっても仕方ない」と思います。
社会人になり1人暮らしをスタートさせる学生も多い訳ですが、1年目の給料で生活費以外に奨学金の返済をしていたら、手元に残る金額は限りなく少額となる訳ですから、返済をするのを後回しにと考えるのも無理はありません。
こうした現実もあり、今の学生は奨学金の借り入れを避ける傾向にあります。
そうなると、学費の為にアルバイトをしている学生も少なくなく、学業なのか?アルバイトなのか?本末転倒なところは否めないでしょうね。
問題はこうした現状を国がどう捉えているのか?です。
国会で本当に議論されるべき事は、こういう事じゃないのかと思いますね。
学生の仕事は学業に励む事。国の仕事は学生が学業に励むことができるように整備すること。
こうした現状に対する、国の責任は重いと思います。
ではまた明日。