教育者である以上・・
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2019-05-07
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國見です。
先日、茨城県の中学3年生が自殺したニュースがありましたね。
残されたメモには、部活動の顧問より数々の暴言があった。と記されていたようです。
死人に口なしとはよく言ったもので、顧問による暴言が自殺とどこまで直接的な関係性があるのかは不明ですが、残されたメモに記されていた訳ですから、無関係とは言えませんね。
その部活動は全国大会に出場するほどの強豪で顧問も指導のベテランだったようですが、生徒を自殺させてしまっては、ベテランもなにもありません。
そもそも「殺すぞ」などという言葉を使っている時点で指導とはかけ離れたものがありますね。
顧問は部の中では自分が1番偉い。自分をまるで神様とでも思っていたのでしょう。
とんだ勘違いも良いところですが、このようなタイプの人間が日常において自分を客観的に捉えて指導などを見直す事などないでしょうから、こんな顧問にあたってしまう子ども達は不幸でしかありませんね。
しかし残念ながら、これは強豪校にはよくあるパターンです。
経験された方などは理解が容易いかと思いますが、強豪と呼ばれる高校野球の監督なんて、それはもう酷いものです。
それを下級生に対して真似するのが上級生です。
まさに負のループでしかありませんね。
部の実績は、生徒が作るもので顧問によって作られるものではないと思うのですが、どうも勘違いしてしまうのでしょうね、、少し考えればわかるのではないかなと思うんですが、、
取り返しのつかないところまで行って、はじめて反省するなら、日常の中で自らを内省する習慣を身につけ、日次ベースで改善するべきです。
教育者である以上、生徒よりもよく学び、自身をアップデートを繰り返していく必要があるでしょう。
お亡くなりになられた女子生徒さんのご冥福を心よりお祈りします。
スポーツの現場きっかけでの、こういったニュースは非常に残念です。
ではまた明日。