過敏性腸症候群
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2019-05-20
Kuma’s conditioning diary
こんにちは
熊野です
以前小学生のクライアントが試合前になるとお腹が痛くなるという事を言われました。
特に相手チームが強いチームになるとなおさらその症状は強くなるそうです。
実は私も小学生の時にはこのような経験はありましたのでよくわかります。
プレッシャーがかかるとお腹が痛くなるような生理的現象が起きるのです。
別に嘘をついているわけではありません.
ただただ本当にお腹が痛くなってしまうのです。
以前はストレス性腸炎などと呼ばれていましたが、現在では過敏性腸症候群と呼ばれます。
体は自律神経の動きにより腸の動きをコントロールして便の硬さを調整しているのですが、ストレスなどで自律神経のバランスが乱れると、腸の動きが活発になりすぎて下痢になってしまいます。
特に悪いという病気でもありませんが、トイレが気になって試合などに支障を来すこともあるのでできるだけコントロールしたいところです。
治療はまずストレスの解消。そして規則正しい生活習慣が大切です。
とは言っても試合などにはプレッシャーがかかりストレスがかかってしまいますので打ち勝つしかありません。
試合でいい結果を出さなければいけない、ミスをすると怒られるなど考えてしまうと余計にストレスがかかってしまいますので、自分のできるパフォーマンスを最大限に出そうということに集中してください。
それで失敗したら仕方がないというぐらいに開き直る事が大切です。
どうしてもお腹が痛くなってしまう場合には、先にトイレに行っておく事も対処になりますので、少しずつ乗り越える事が出来るようにしてみて下さい。
それではまた明日。