国民格差は始まっている
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2019-05-28
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國見です。
日本の国民格差についておもしろい記事を目にしたので、その話を少しばかり。
皆さん。日本は経済大国だと思いますか?そうでないと思いますか?
正解はアメリカ、中国に次いで世界第3位の経済大国です。
では、日本国民は貧困だと思いますか?裕福だと思いますか?
正解は6人に1人が貧困にあえいでいます。世界第3位の経済大国にも関わらず、厚生労働省の調査で「相対的貧困率」が15.7%であることが明らかになっている訳ですね。
具体的な数字で説明すると、収入から税金や社会保険料を引いた所得が年間122万未満の方が日本国民の6人に1人に居るという事です。
おかしいと思いませんか?
安倍首相をはじめ、政府はゆるやかな景気回復を強調しています。それなのに貧困者がどんどん生まれています。
どうしてか?
「格差社会」が始まっているからに他なりません。
各企業は利益を出すために、また経費を削減するために人件費削減に「超」がつくほど積極的になっていますから、
今や定年まで働ける企業など少なくなってきているし、誰もが知っている大企業ですら正規雇用者に対して早期退職を勧めているほどです。
お察しの良い方なら、これでわかるしょう。これから各企業の正規雇用者はもっと減少します。
つまり収入が安定する人の数は今より確実に少なくなるでしょう。
正規雇用でない方は、非正規労働者とならざるを得ません。となると非正規労働者の増加が見込まれる訳ですが、だからといって賃金が上昇する訳でもないので、そうなるとフルタイムに近い勤務を繰り返したとしても、どう考えても所得が低くなってしまうのです。
となると日本国民のほとんどが低所得者となる日もそう遠くない現実なように思います。
そうなれば世界第3位の経済大国で低所得で貯蓄もない人も多いという「裏、貧困大国」の完成です。
それに巻き込まれない為には自分自身を磨き続け、様々な所から必要とされる存在であること。
これが大切なような気がします。
ではまた明日。