フィットネス業界について考える⑵
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2019-06-03
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國見です。
先週の土曜日はフィットネス業界に対して、持論を記しました。
今日もその続きを。
先週の土曜日のブログの最後に、フィットネス業界は変化する時を迎えているのでは。と記したかと思います。
そう記したものの、実際にここ数年で業界内は変化していますね。
なんと言っても1番は、小型店舗の増加です。女性専用クラブとして幅広く支持があるカーブス。皆さんご存知のライザップ。その他でも人件費をかける事なく実現された24時間営業型のクラブや個人で独立したパーソナルトレーニング型クラブなど、数年でこれらの業態の店舗数は右肩上がりです。
しかし店舗数は増加傾向にありますが、上手く運営を行うことが出来ていなければ、残念ながら時間の問題でしょうね。
ブログを読まれている方でこれから出店を考えている方がおられたら、運営の方法論というものをよく理解した上でやるべきだと一言だけ助言しておきます。
このように、フィットネス業界のスタイルは明らかに大型店舗から小型店舗に移行しています。
あくまでも私個人的な見解で恐縮ですが、もう数年もすれば業界の大型店舗は収益の見通しが立つ店舗のみが残り、小型店舗出店のスピードは今よりも格段に早くなるでしょう。
小型店舗は大型店舗とは異なり、さまざまなスタイルで店舗作りをする事が可能ですから、それぞれのメリットやデメリットまたマーケットとの兼ね合いをよく捉えた上でのスタイル選択が重要です。
例えば自社のような結果にフォーカスする事が出来るパーソナルトレーニング型のクラブ。
例えばレッスン型を用いて健康習慣に特化した小型フィットネスクラブ。
例えばスタジオレッスンのみを行うクラブ。
いずれもフィットネス業界にすでに存在している業態なのですが、皆さんならこれからの時代にマッチするのはどの業態だと考えますか?
この辺りが見えているのと見えていないのでは、今後フィットネス業界において生きていけるかそうでないかぐらい重要だと思います。
そのためには、しっかりと時代の流れを理解したり日本の状況を把握しておく事も疎かには出来ません。なのに残念ながらフィットネス業界は新聞を読む習慣がない方も多いですからね。
その辺は、ほんとに謎です。笑
自らがその状況にも関わらず、そんな人が時代にマッチした店舗作りを、また店舗運営を行っていく事は少し難しいと言えるでしょう。
私は小型店舗出店スピードの増加とともに、フィットネス業界は戦国時代に突入すると読んでいます。
あなたならフィットネス業界の行く末を、どう考えますか?
ではまた明日。