明日使える豆知識 気温
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2019-07-30
Kuma’s conditioning diary
こんにちは
熊野です。
気温30度を超える日が続いて皆さん夏バテ気味な方も多くなってきたと思います。
室内にいても熱中症にはなりますので、十分にお気をつけください。
さてこの気温〇〇度というように表すのは実は国によって違うのです。
温度を表すものには
摂氏と華氏があります。
水の三体状態は、氷(固体)、水(液体)、水蒸気(気体)ですが、
標準大気圧(1気圧=1013hPa)の時に、
・水が固まる温度(凝固点) 0度
・水が沸騰する温度(沸点) 100度
この凝固点と沸点を基準にして100等分したのを1度としたものを摂氏と定義しています。摂氏の単位は℃です。
摂氏という名前の由来は、スウェーデンの天文学者のセルシウスが考案したものであり、セルシウス温度という言い方が一般的だそうで、中国語では「摂爾修」と書くためその頭文字をとって摂氏という表現がされるようです。
水の三体状態の知識から分かるように、日本人の温度感覚は完全に摂氏に馴染んでいますが、アメリカで、水は100度で沸騰すると言うと、クレイジ~となるわけです!
これは人によって、また文化によって他あり前が違うということになりますね。
アメリカやヨーロッパなどでは摂氏ではなく華氏を用います。
単位は、ファーレンハイトの頭文字をとってFになります。
海水が凍る温度を0とするわけです。
となると通常の人間の体温は96度ぐらいになります!
なかなか馴染みがないですよね、
さらに
水の凝固点(摂氏0℃)=華氏31.2F
水の沸点(摂氏100℃)=華氏206.5F
これもなかなか馴染みがないですよね。
知っている人は何だ当たり前のことだと思うかもしれませんが、知らなかった人にとっては当たり前を外す1つのキッカケになるかもしれません!
ちなみに華氏を摂氏に変換する時は
華氏(F)={摂氏(℃)+32}×1.8で成り立ちます。
海外旅行などに行く際には是非活用してみてください!
それではまた明日