暑すぎる夏、熱中症対策を解説!

 

皆さんこんにちは。

梅雨も明け、今年も暑い夏がやってきました。

ここで注意しないといけないのは熱中症です!

今回は熱中症を解説するとともに対策もあわせて書いていきます!

熱中症とは?

 
熱中症とは、気温や湿度が高い環境で体温調整をうまくおこなうことができず、体内に熱が過剰にたまってしまうことで起こります。
熱中症では、頭痛、めまい、吐き気、筋肉の痛み、疲労感などの症状が現れることがあり、重症化すると命にかかわる危険もあります。
また熱中症は、次の4種類に分けられます。

熱中症の種類

熱失神
炎天下にじっと立っていたり、立ち上がったりしたとき、運動後などに起こります。
皮膚血管の拡張と下肢への血液貯留のために血圧が低下、脳血流が減少して起こるもので、めまいや失神(一過性の意識消失)などの症状がみられます。
足を高くして寝かせると通常はすぐに回復。
 
 
熱けいれん
汗には塩分も含まれています。
大量に汗をかき、水だけ(あるいは塩分の少ない水)を補給して血液中の塩分濃度が低下したときに起こるもので、痛みをともなう筋けいれん(こむら返りのような状態)がみられます。
下肢の筋だけでなく上肢や腹筋などにも起こります。
生理食塩水(0.9%食塩水)など濃い目の食塩水の補給や点滴により通常は回復。
 
熱疲労
発汗による脱水と皮膚血管の拡張による循環不全の状態であり、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などの症状がみられます。スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給することにより通常は回復。嘔吐などにより水が飲めない場合には、点滴などの医療処置が必要。
 
熱射病
過度に体温が上昇(40°C以上)して脳機能に異常をきたした状態です。体温調節も働かなくなる。
種々の程度の意識障害がみられ、応答が鈍い、言動がおかしいといった状態から進行すると昏睡状態。高体温が持続すると脳だけでなく、肝臓、腎臓、肺、心臓などの多臓器障害を併発し、死亡率が高くなります。死の危険のある緊急事態であり、救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げられるかにかかっていいます。
救急車を要請し、速やかに冷却処置を開始。
 

予防・対策

水分補給

スポーツには運動強度があり、日本体育協会の「運動強度と水分補給の目安」によると、サッカーでいえばは運動強度が75%~100%で、1時間以内の水分補給量の目安は競技前なら250ml~500ml、競技中の給水は500ml~1000mlが目安とされています。
 
体を冷やすために汗として出た水分を補うことが一番大切になります。
→外で活動する場合などは15分に1回は給水するぐらいの気持ちでいましょう。

汗によって塩分やミネラルも失われていくためスポーツドリンクを2倍に薄めたものを用意。失われた電解質も補給しましょう。
→スポーツ飲料水、経口補水液など
 
︎ポイント
※運動する前に水分補給→水を”貯金”しておく
→練習前にしっかりと水分を取ること。
最初の運動で汗をかいて、そのときにのどが渇くようならダメ。
高校生以上は500mlペットボトル1本分くらい
運動する2、3時間前から徐々に飲んでおくのがおすすめ。
外に出る前にちゃんと水分を取っておく、先に蓄えることがポイント。水の貯金をしておく!
 
芝や人工芝のグラウンドでは水しか飲めない場合がある。
そんな時は塩飴を用意しておけば、クエン酸やミネラル分を含んだ塩分を補給すること!
→塩分チャージ、塩分入り飴・タブレット
 

冷やす

外で活動する場合やサッカーでいえばゲームの直前やハーフタイムには、濡れタオルをあてて、上昇した体温を下げることが大切です。

首筋や脇の下、脚の付け根など大きな血管のある部分を冷やすと効果的です。
→クールタオル、アイシング、氷など

運動後はできるだけ全身を冷やすとさらに効果的
→水シャワーなど
 
︎ポイント
※手のひらを冷やしておく→深部温度を下げる
手掌冷却やアイススラリーは、オリンピックを目指す陸上選手らも実践する最新冷却法です。
 

着替える

汗で濡れているインナー・アンダーシャツでは、皮膚呼吸を妨げ、体温が体にこもってしまいます。
素材によっては工夫され速乾性は高まっているものもあるりますが、高温多湿の環境では体に張り付いたままの状態になってしまう事もあります。
ハーフタイムなど休憩時に一度シャツを脱いで、冷たいタオルで体を拭いてから新しいアンダーシャツなどに着替えることも大切です。
 
︎ポイント
学校や一般のスポーツ現場では、水道につないだホースで全身に水をかけ続ける「水道水散布法」が、次に推奨されます。
→困難に場合は学校現場などでは、エアコン(最強で)の利いた保健室に収容し、氷水の洗面器やバケツで濡らしたタオルをたくさん用意し、全身にのせて、次々に取り換えてください。扇風機も併用。
 

睡眠

睡眠時間が短い場合(4時間)、 普段より1.5時間程度の睡眠時間の短縮でも、翌日に運動をすると体温が高く、汗の量も多くなり、体温 調節機能が低下。夏の睡眠不足は、熱中症のリスクを高くする可能性があります。日中の環境や行動だけでなく、夜間の睡眠環境を整え、しっかり眠ることが大切になります。
→ エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整えます。
 

応急処置

とにかく涼しい場所へ移動する
風通しのよい日陰や、涼しい風のある室内へ
 
応急処置
・服を脱がせる、ウエストからシャツを出す、下着やズボンをゆるめる
 
・皮膚にぬらしたタオルやハンカチを当てて、うちわなどで風を当て体を冷やす(汗と一緒に熱をうばう気化熱を利用する)
 
・冷えたペットボトルや保冷剤、アイスバッグ(氷のう)などを体の『首』のつく部分(手首・足首など)や関節(脇・股関節・膝裏など)へ当てる 
→ 氷やアイスパックなどを頚、腋の下、脚の付け根など太い血管に当てて追加的に冷やす。
 
・スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給。吐き気などで水分が補給できない場合は医療機関での点滴などの治療が必要。

まとめ

近年のこの暑さは危険です、しっかり対策等を行って命を守りましょう!

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まとめ

 

今回は熱中症について書きました。

スポーツ現場がメインの表現になりましたが是非日常に落とし込めることは工夫して落とし込んでみてください。

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